※この記事は2020年10月に映画館で観たレビューです
「切ない恋愛映画が観たい」
そう思ったときに、ふと頭に浮かぶ作品はありますか?
今回は映画『きみの瞳が問いかけている』を観てきました。
静かに心に入り込んでくる物語で、
派手さはないのに、気づけば感情が大きく揺さぶられてしまう――
そんな作品でした。
観終わったあともしばらく余韻が残って、
登場人物の気持ちを何度も思い返してしまいます。
この記事では、『きみの瞳が問いかけている』を実際に観た感想をレビューしながら、
見どころや少し気になった点についても正直にお話ししていきます。
・大人でも楽しめるラブストーリーが観たい
・作品の評判や感想を知りたい
そんな方の参考になれば嬉しいです。

■映画『きみの瞳が問いかけている』の評価面白い?つまらない?
※ここから先はネタバレなしで読めます。
私の評価は4.2点です。

こういうラブストーリー、大好きです。
真面目なラブストーリー。
少し不器用に生きてる人が主役のラブストーリー。
■映画『きみの瞳が問いかけている』あらすじと感想(ネタバレなし)
もともと横浜流星さんが好きだったことと、
この映画のオリジナル版『ただ君だけ』という韓国映画が好きで、
なのですごく公開前から楽しみにしていました。
でも、観終わって、オリジナルと比べてどうかといえば、
やっぱりオリジナルには叶わない(爆)
でもこっちはこっちで、別の味わいがあって良かったです。
日本版ならではの繊細な感情描写もあり、別作品として楽しめました。
そういえば、昔、チャップリンの『街の灯』という映画があって、
それも目の見えない女性と、彼女に惹かれる男性がいて~~
というお話だった。
たしか『ただ君だけ』は、その『街の灯』をベースにしてたんじゃなかったかな。
名作ですからね。『街の灯』も。
名作は色あせません。
いつの時代も、こぞって人はリメイクを作りたがる(笑)
だから、『きみの瞳が問いかけている』は、『街の灯』のリメイクのリメイク。
お孫ちゃん映画(笑)
いい映画ってこうして時代が過ぎても、
何度もリメイクされていくものなんですよね。
■映画『きみの瞳が問いかけている』感想レビュー(ネタバレあり)
役者・横浜流星の魅力
暗い役がよく似合う
映画は、吉高由里子さん扮する盲目のテレフォン・オペレーター、明香里と、
横浜流星くん扮する孤独な元・格闘家、篠崎塁の出会うシーンから始まります。
観始めて、

と、オリジナル映画観た時の記憶がぶわぁ~~っと蘇ってきました。
韓国版では、主演の男性はソ・ジソプさんが演じていて、
とてもハマっていました。
やたら目が暗くてね(;^ω^) 孤独な男のリアルさがありました。
今回の横浜流星さんの塁も、非常に良かったです。
暗い!(笑)から。
横浜流星さんは、暗い役がよく似合います。
私が彼を最初に好きになったドラマ、『初めて恋をした日に読む話』も、
暗く孤独な役どころで、とても良かった。
そういえば、そのドラマに対してオマージュを捧げたような
ボーナスシーン(?)が、この映画にありましたよ。
見てて、

と思わず叫びたくなるような、コテコテのボーナス(?)シーン!
いらない~!(笑)
これ、ファンならときめくのか??
嬉しいのか??
私は、あれは蛇足だったような気がします(笑)
映画中に余計な想像をさせるより、
物語に没頭させてくれたほうが私はありがたいです(笑)
ま、でもまだ観ていないファンの方はそこもお楽しみに!
実は私は、横浜流星さん好きを公言していながら、
これまでまだ1度も映画館で彼の作品を観たことがなかったんですが、
今回初めて観て、そして思いました。
この人にはやっぱり華がある!
と。
彼が出ているだけで、スクリーンに惹きつけられるっていうか、
華々しくなりますね!
彼は天性の役者さんだと思います。
横浜流星が好きな映画とは?
実はレオナルド・ディカプリオにも同じようなものを感じていまして、
生まれ持った華やかさと、映画の申し子のようなスクリーンでの存在感。
そして映画にはどこまでも真摯で真面目。
(他は知らない笑)
そういう似た部分が横浜流星さんにもある気がするんですよね。
横浜流星さんが以前、
「好きな映画は何ですか?」
と聞かれていて、答えたのがーーーー、
『ギルバート・グレイプ』
っていう映画でした。
1993年、アメリカ映画。
実は私も、人生ベスト1か2を争う大好きな映画が、この映画なのです。

なので、彼もこの映画を好きだと言っていたのを見た時は
本当に嬉しかったです。
そして、その理由を、こう語っていました。
でも自分にはまだまだこんな演技は出来なくて、本当にすごいと思いました。」
そんな内容のことを話されていたと思います。
そうなんです!
この『ギルバート・グレイプ』でのレオナルド・ディカプリオの演技は
ほんとうに神がかっていました。
(1994年アカデミー賞 優秀助演男優賞受賞)
主人公の弟で、知的障害者の役を、

って思わせるくらいの自然さで演じています。
そして実は私は、
横浜流星は日本のレオナルド・ディカプリオになれる! と、真剣に思っています。
(結構本気で)
役者に大切な
才能と華やかさと、生真面目さを兼ね備えている。

だからこれからもずっと、
彼の作品は注目して観ていきたいなと思っています。
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良かったところ・イマイチのところ
本家オリジナルを超えたシーン
作品に対しては全体的に満足で、
特に終盤の展開には感動しました。
細かくは書きませんが、二人が再会するある場所でのシーン、
そのシーンでの塁は素晴らしかった。
正直、そのシーンはオリジナルを超えていたと思います!
横浜流星さんの演技が素晴らしかった!!!
あのシーンを見るために、もう1度映画館に行きたいくらい。
あの時の塁の気持ちーー
どんなだったでしょうね?
うれしさもあり、哀しさもあり、
目が見えるようになった明香里を見た喜び、
それに比べて自分の姿の情けなさ、
名乗れない自分の苦しさ、明香里への申し訳なさ、不自由な体の辛さーー
あんなに色んな感情の詰まったシーンはそうそう観たことがないし、
それを観客に伝えられる演技をした横浜流星さん、
改めて凄いなと思わされました。
ああいうシーンを観られることが、
映画鑑賞の1つの大きな醍醐味だと思います。
本当に素晴らしいいいシーンでした。
まだ観ていない方がおられたら、ぜひ観に行かれて
あ~このシーンのこと言ってたのかな~、と
感じてもらいたい!!

海のシーンもよかったね
ラストシーンが急すぎて感情が追い付かない
たしか韓国版オリジナルを観た時も思った感想なのですが、
ラストシーンがいきなり過ぎる!
これなんですわ(笑)
急すぎるんです。
最後に二人がそこで出会って、抱き合って終わる。
<~ THE END ~>
って。

さっき会ったんだよ?
ずっと会いたかった人に。
もっと色々話したいことない?
聞きたいことない?
確かめたいことない?

めっちゃあるで!!
終わらないで。大事なとこで。
お願いだから観客の為に、聞いてくれ。
いろんなこと。 互いへの想い。
ここで映画をおわらせないでくれ~~~!!!

ま、今回の映画でいえば、(以下、激しくネタバレ)
・なんであそこに明香里がいたの?
・どうやって探したの?
・ってか、ずっとそこで明香里は張り込みしてたの?
・贖罪のために姿を消した塁の今の想いは?
そういう些末なことが気になって、
その大事なラストシーンの抱擁に気持ちが入っていかない!
「おかえり」
「ただいま」
とか、言われても、感動できない。
置いて行かないで。
観客を置いて行かないで~。
色んな疑問を抱えたまま、最後を迎えても
すっきりしないんです。
心にいろんなモヤモヤが残っているんです。
最後のシーンを迎えるまでに、
少しでも疑問を解決する糸口でも見せておいて欲しかった。
最後はとっても大切。
観終わったあとも、観た人の心に刻まれる
余韻とともに残っていくシーンだから。
だからもっと知恵を絞って考えてほしい。
ありがちな安パイのラストシーンで、適当に終わらせないで。
観客の疑問を晴らし、安心した気持ちで
最後を迎えさせてほしい。
そしてその作品らしい
個性のあるシーンで締め括って欲しいんです。
映画を作る作家、芸術家としての矜持を見せてほしい。
ラストシーンではいつもそんな風に思うことが多いです。

台無しになるのよ…
『きみの瞳が問いかけている』は物語自体がとても丁寧に作られていただけに、
ラストの展開だけが少し惜しく感じてしまいました。
それでも、この物語が心に残る作品であることは間違いありません。
横浜流星さんは他の作品でもまったく違う魅力を見せています。
別作品のレビューも書いているので、興味のある方はこちらもどうぞ。
■映画『きみの瞳が問いかけている』はこんな人におすすめ
映画『きみの瞳が問いかけている』は、
・切ない大人のラブストーリーが好きな人
・横浜流星さんが好きな人
には特におすすめできる映画です。
あと、さきほどお話した映画、
『ただ君だけ』
『街の灯』
なんかが好きだった人にも、ぜひ見て欲しい作品です。

違いを見比べるのも楽しい。
■映画『きみの瞳が問いかけている』キャストインタビュー・コメント動画
映画をより深く楽しみたい方は、
主演のお二人が作品について語っているインタビューもおすすめです。
撮影時のエピソードや作品への想いを知ると、
物語の見え方が少し変わってくるかもしれません。

惚れる~💖

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■まとめ|映画『きみの瞳が問いかけている』は観る価値ある?
映画『きみの瞳が問いかけている』は、
王道でありながら大人でもしっかり楽しめる、
完成度の高いラブストーリーでした。
若い人達のラブストーリーなんだけど、
大人にも好まれる、落ち着いて観ることが出来る作品です。
ただ物語自体がとても丁寧に作られていただけに、
ラストの展開だけは少し残念かな~(^^;)
と感じてしまいました。
でも、横浜流星さんのファンの方、
(もちろん吉高由里子さんファンの方も)
いや、そうでない方にも、
しっかり堪能できるラブストーリー。
切な系恋愛映画がお好きな方にはぜひ観て欲しい作品です(^^)
きっと心に残る一本になると思います。
今回も読んでいただいて本当にありがとうございました(*^^*)
この映画から5年後、
さらに成長した横浜流星さんの作品もチェックしてみて下さい。
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