【映画】『82年生まれ、キム・ジヨン』を観ての感想【レビュー】

映画『82年生まれ、キム・ジヨン』を観てきました。

 

*ネタバレ注意です。

 

映画『82年生まれ、キム・ジヨン』予告

 

 

 

 

映画『82年生まれ、キム・ジヨン』キャスト・スタッフ

 

監督:キム・ドヨン

脚本:ユ・ヨンア

原作:チョ・ナムジュ

出演:チョン・ユミ  コン・ユ

 

 

 

映画『82年生まれ、キム・ジヨン』私の評価

 

 

 

すばらしい作品でした。

すべての女性たちに観てもらいたい映画です。

 

 

 

 

 

 

映画『82年生まれ、キム・ジヨン』感想レビュー

 

・コン・ユはいい!

 

私はこの映画に出ている旦那さん役のコン・ユさんが好きでして、

そういう(不純な)動機から、この映画を観たわけですがーー(笑)

 

いやぁ~~~

いい映画でした。

 

コン・ユ作品に外れなし!

 

彼の出演する作品はどれも面白いです。

彼の演技も、もちろんそうですが、

コン・ユさんの作品の選択眼が確かなものだと改めて感じました。

 

彼はいい作品を選んで出演していると思う!

 

 

 

・他国の作品だからこそ

 

ストーリーは簡単に言うと、韓国での女性の生き辛さを描いた作品、

なんですが、

うーん、そんな単純な物語でもない気がする。

 

恐らく、今頑張って働いている、もしくは主婦をしている

多くの女性たちが1度は直面したことある出来事、が

映画のそこここに散りばめられていて、

 

かと言って、自分がそれを経験したときには、こんなもんだよなと

華麗に流して、それで済んでいた出来事を、

 

こうして他国の女性で、他国の映画で見せられると、

なんというか、逆に身につまされるものがありました。

 

日本の映画として観ていたら、こんなに心に迫ってこなかったかも。

 

現実的すぎて。

当たり前すぎて。

 

そういう意味で、韓国の映画として観れたことが逆に共感を呼んで

よかったような気がします。

 

 

 

 

・人は役割を演じ生きていく

 

人は生きていく中で、さまざまな「役割」を演じます。

 

例えば職場で昇進する。 誰かの上司になる。

そうなると、もう当たり前ですが、今までの自分ではいられません。

 

自分のことだけを考えていた、お気楽な子供時代、否、部下時代に終わりをつげ

周囲に気を配り全体を見渡して生きていく時代が始まります。

責任の時代ですね。

 

そこで人は「上司」という役割を演じることが求められる。

 

親になることも同様で、

結婚し子供が生まれれば、「親」というものを演じる必要が生じる。

 

そうして人は、いろいろな「役割」を受け持ち、

生きていくものだと思うんですね。

 

で、おそらくその「役割」って、

絶対的に決められた1つの演じ方があるわけじゃなくて、

その社会だったり、家だったり、世の中、周囲の「こういうもの」っていう

既成概念を、

それぞれの個人が解釈して、自分の役として演じているものだと思うんです。

 

「親」とはこうあるべき。

「上司」とはこうあるべき。

「嫁」とはこうあるべき。

 

それを人から押し付けられる場合もあるでしょうが、

おそらく殆どの部分は、

「社会が(他人が)それを自分に求めている」と、勝手に心の中で決めつけて、

自分で自分に箍(タガ)をはめて

そうなろうと、そうであろうと、している気がするんです。

 

 

でも人の心・本質はもっと自由で、何にも縛られていなくて

だから、

役割で自分を縛り付けようとすると、

心が金属疲労を起こす。

 

すこしずつ壊れていく。

 

この映画の中の主人公、キム・ジヨンも、

そういう「役割」に溺れ、

心の金属疲労をおこして、おかしくなっていく。

 

 

 

 

 

 

・時代とともに変わっていくもの

 

おそらく、これまでの時代では、

役割に求めるものがわりと単一的で、

迷いなく、その役に没頭できたのではないでしょうか。

 

主婦なら家で家事と育児。

夫は外で働く。

 

でも近年は、より多くのものを社会が求めるようになり、

女性も学歴を持つようになれば、会社での地位も上がり

そうなれば家庭だけに没入するわけにもいかず、

となると、夫も仕事ばかりでなく、家庭のことも求められーー

 

そうして変化する社会のありかたに、

昔ながらの役割への没入が難しくなり、

演じるそれぞれの個人が疲弊してきたーー

 

今はそういう時代の過渡期にあるのかな、と思いました。

 

 

 

 

 

 

・どういう役を演じるかを決めるのは自分

 

上でも書いたけど、

どんなに社会が求めようが、嫁ぎ先の姑が求めようが(笑)

 

どういう役割を演じるのかを決めているのは、

結局は自分の心の中だと思うんです。

 

結局、自分で自分がこうあるべき、と決めつけてるんだと思うんです。

 

それを解放できるのは、

もちろん自分でしかありません。

 

 

映画を観ながら、私は何故か、

得体の知れない、理由もつかない、涙が自然とこぼれ

さめざめと暗がりの中で泣いてしまっていました。

 

それって何故?

 

たぶん、私の中にいる「キム・ジヨン」が泣いていたんだろうな(笑)

 

自分で自分を、こうあるべき、と

閉じ込めていた私のなかの「キム・ジヨン」的な自分が

涙を流したんだと思います。

 

観てる人、気づくといつの間にか涙が頬を伝っている映画だと思う(笑)

 

 

 

 

この映画ーー

男性は、とても居心地の悪い想いに包まれるかもしれませんがw

 

そういう映画ではありません! (声を大)

 

 

男性を責める映画じゃなく、

全ての金属疲労を心に起こした、今を生きる人間に贈る

心の解放の物語かなと、私は思います。

 

 

 

本当にいい映画に出会いました。

 

あぁ、こういう面白さの種類も、映画にはあるのだな、と

新しい出会いを感じた映画でもありました。

 

 

みなさんにもぜひ、観ていただきたいです。

 

 

 

今日も読んでいただいて、本当にありがとうございました(*’ω’*)

 

 

 

映画『82年生まれ、キム・ジヨン』関連品

 

原作本

 

 


 

 

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楽しんでいただけていたら嬉しいです。

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アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry、1900年6月29日 - 1944年7月31日)は、フランスの作家、操縦士。代表作「星の王子様」。