【映画】『ミッドナイトスワン』を観ての感想【レビュー】

映画『ミッドナイトスワン』を観てきました~。

 

いつも通り、ネタバレっぽいことはありますが、

今回はできるだけ抑え気味で書いてます(笑)

 

 

 

映画『ミッドナイトスワン』予告

 

 

世界最長!!?? の予告編だそうです。

 

公開日9月25日に語呂を合わせて925秒(15分25秒)になったそうな!

 

 

 

 

 

 

 

映画『ミッドナイトスワン』キャスト・スタッフ

 

 

監督:内田英治

脚本:内田英治

出演:草彅剛 服部樹咲

 

 

 

*脚本は、監督でもある内田英治さんがオリジナルで書かれています。

 つまり原作なし、ですね。  これは素晴らしい!

 後に内田さん自身で小説も書かれてるみたいです。

 

 

 

 

 

映画『ミッドナイトスワン』私の評価

 

 

 

 

*評価は、3.7点です。

こないだ観た『望み』よりも、やや落ちるくらいかな~、と。

 

 

 

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映画『ミッドナイトスワン』感想レビュー

 

 

トランスジェンダー とは

生まれた時に割り当てられた性別が自身の性同一性と異なる人である。
性同一性は、性自認、ジェンダー・アイデンティティとも呼ばれ、
自身の性をどのように認識しているのかを指す。

ウィキペディアより

 

つまり、生まれた時の性別と、心で認識する性が違う人のことですね。

トランスジェンダーって。

 

 

あ、ちなみに、最近よく言うLGBTはーー

LGBT とは

L - レズビアン

G - ゲイ

B - バイセクシュアル

T - トランスジェンダー

 

それぞれの頭文字ってことらしいです。

 

いや~勉強になる。

なんか知ってるようで、ちゃんと知らなかった(;^ω^)

 

 

この映画は、男として生まれてきたけど心は女性である凪沙さん(草彅剛)と、

一緒に暮らすことになった親戚の女の子、一果(服部樹咲)との物語。

 

 

 

 

 

 

哀しみだけでなく喜びを!

 

 

草彅さん渾身の熱演の映画でした!

トランスジェンダーの役になりきってましたね~。

哀しさ、生きづらさ、醜い部分もーー。

 

思わず目を背けたくなるような生々しいシーンも

体当たりで演技されてました。

 

涙だか鼻水だか分からない水が凪沙さんの頬をこぼれるシーン。

いっぱいありました。

 

私はそういうLGBTの人達の生きづらさは、

今まであまり想像したこともなかったので、

今回、映画とはいえ目の当たりにして、本当に胸が痛みました。

 

ホルモン注射、 外国での手術、 就職差別、 家族との離別、

なにより、世間の好奇の目!

 

この映画の中でも、凪沙さんが本当に辛そうで、生き苦しそうで、

可哀想で、観ているだけで辛かった。

 

LGBTの人達は、こんなにも色々なものと日々闘ってるんだなーーって。

 

 

 

でも、こうも思いました。

 

彼ら、彼女らだって、生きてて楽しいこと、嬉しいこと、

あるんじゃない? って。 (当たり前だけど。)

 

TVでよく見るオネエの方々は、みな堂々としてて

明るくて楽しそう。

陰ではいろいろあるかも、だけど、

それでも逞しく生きてますよね、彼らは。

 

それは、見てるこっちも楽しくなるくらい(#^.^#)

 

 

そういうLGBTの人達なりの明るさや、楽しさ、

たくましさを、もっと映画の中で表現して欲しかったなと思う。

 

 

今、映画を思い返しても、凪沙さんが笑ったシーンを思い出せないんですよ。

 

 

 

しめい

そんなシーンあったっけ。

どっかにあったのかな。

 

 

 

そういう楽しいシーン、ハッピーな時間も凪沙さんにもあったんだよ、

ってことを、もっと観せて欲しかった。

 

 

これは監督の演出か、草彅さんの演技か分かりませんが、

常に凪沙さんの表情が暗くてーー

 

もう少し彼女の幸せな感情にフォーカスしたシーンを

作っても良かったのでは? と思ったんですよね。

 

その方が、より私たち観客が、凪沙さんの心情に共感し

寄り添えたような気がします。

 

終始、暗くてどんよりしたシーンの連続だったので、

そこが非常に残念でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐっときた場面

 

 

反対に、この映画での救いは、一果ちゃんのバレエ・シーンですね。

 

バレリーナになることを夢見る少女。

 

手足の長い長身の少女なので、本当にバレエを踊るシーンが美しくて…。

 

この暗い物語の、一筋の光明というか、

目の保養シーンでした(笑)

 

 

あまりじっくりとクラシックバレエの動きを見たことがなかったのですが、

 

 

しめい
本当に美しいですわ!!!

 

 

特にこのすらっとしたスタイルのいいお嬢さんが演じるからこその

美しさがあるなと思いました。

 

やはり、こういうのって、スタイルも含めての才能ですよね。

 

ほんと、それを観ていて実感しましたw

 

 

お友達のバレリーナ役の子も出てくるのですが、

やはりその子に比べて、見栄えが段違い。

 

ま、この場合、それも計算の上で、そういう配役をしたのかもですが。

 

 

そして!

 

そのお友達役の子、りんちゃん(上野鈴華)ですが、めっちゃいいです!

演技が!!!

 

私は、演技に関しては、この子に1番目を奪われました。

 

バレリーナとして期待する親への思い、一果への羨望と嫉妬、

そして挫折と諦観。

 

とてもよく表現されていた。

すごく伝わってくる。

 

 

でも、いい役だっただけに勿体なさもあったかな~。

 

もう少し、凪沙と一果の二人に絡む展開でも良かったような。

もっと話が面白く転がっていくような、気がしました。

 

 

りんが、会場の真ん中の席で一果を観ているシーン、

実は私が1番ぐっときた場面

 

何故りんがそこにいるか、映画を観た人には分かりますね。

胸が締め付けられます。

 

あのシーンも、もう少し掘り下げて描いてもいいのかなと思った。

 

りんとの出会いと別れを

一果がどう受け止めて、どう乗り越えていったのか、

知りたかった! 見たかった!!

 

きっと大きく一果に影響を与えた経験だったはずだから。

 

 

 

 

 

 

差別するな!が差別をつくる

 

 

いや~、しかし心にずしんとくる映画でした。

 

 

まひ
で、面白かった?

 

 

しめい
そう聞かれると決して面白くは… ^^;

 

 

 

私の人生で、今までこういったトランスジェンダーの方との

関わりがなかったもので、

(いや、実はあったかもしれないけど)

 

 

もし未来に出会うようなことがあればーー

親切にしなきゃな、とか、寛容でなきゃな、とか

そういう勉強にはなる映画ではありました。

 

 

映画の中で、凪沙に対して

 

 

イラスト
とある男性
あなたLGBTってやつなの?大変だね~

 

 

的に、ズケズケもの言う中年男性が出てきて、

それを同僚の女性にたしなめられるシーンがあるのですが、

 

いや~私もどっちかと言ったら、この男性のように

ズケズケ言っちゃいそう~(;^ω^) と

ちょっと怖くなりましたね。

 

え? それってそんなに悪い事?って。

 

 

その男性も悪気があっての物言いではないと思うんですよね。

きっとどう振る舞えばいいのか分からないんだと思うんです。

 

スルーしていいのかどうかも分からない。

話題にするのも、軽く話すのも、それなりの優しさからだと思うんです。

 

しかし、それを繊細に気を使う同僚女性にたしなめられる。

無神経です!  と。

 

そして男性は、きっと心の中でこう思うんですよ。

 

(あ~めんどうくせぇな)

(だからこういう変わったのと関わるのは疲れるんだよ)

(なんならこっちが悪者になるんだからな)

(これからはできるだけ関わらないで済ませよう)

 

たぶん、そうw

 

こうして差別とか偏見とかって、二次的に形作られていくんじゃないか、

って思うんです。

 

 

必要以上に周囲が気を使う、

きっとトランスジェンダーのご本人たち自身は、

そこまで周りに気遣いを求めてないかもしれないけど、

 

このシーンでいえば、同僚の女性なんかが

それは差別だ、偏見だ、無神経だと過剰な気遣いを見せると

きっとそれが逆に余計に差別を助長してしまう結果になるんじゃないかな

と、私なんかは思うんですよね。

 

 

どうなんですかね。

 

LGBTの人達は、きっと、今までの人生で

私たちが思う以上に傷ついていて、心の中が炎症を起こしていて、

 

ちょっとした他人の軽口にも、

ひりひり過敏に痛くなってしまうものかもしれないです。

 

 

背が高い、低い、髪が長い、短い、みたいに

たわいもない互いの違いとして気軽に口に出せるような時代にいつかなったら。

 

 

 

理想論かもしれないけど、

 

 

イラスト
とある男性

あなたLGBTって奴なんでしょ?

 

 

凪沙さん
そうなんですよ~ 少数派ですけどねw

 

 

 

イラスト
とある男性

いやいや、初めてお会いしましたよ~

 

 

こんな風に気楽に言葉が交わせるような世の中、社会に。

 

 

それが理想だな~と思うし、

私はそれは、そんなに未来の話じゃないような気がしています。

 

 

それにはまず知らなくちゃ!ですね。

 

そういう人達の存在や、今ある差別そして哀しみ

 

 

いつかそんな人達を普通に受け入れている社会になる。

 

この映画がきっとそれに大いに役立つことと思います。

 

 

それもまた、人が映画を作る意味や、鑑賞する意義であるかも

しれないですね。

 

 

多くの人に、この映画が届きますようーー。

 

 

 

 

今日も読んでいただいて本当にありがとうございました。(#^^#)

 

 

 

 

 

 

 

映画『ミッドナイトスワン』関連品

 

 

 

 

 

*追記

最近の私のおすすめ映画はこれです!

感動しました。

いろいろな偏見を捨てて、純粋な目で見て欲しい映画。

劇場鑑賞する機会があれば、ぜひ映画館で!

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アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry、1900年6月29日 - 1944年7月31日)は、フランスの作家、操縦士。代表作「星の王子様」。