【映画】『望み』を観ての感想【レビュー】

映画『望み』を観てきました。

 

ネタバレ結構してますんで、ご注意を!!!

 

 

 

 

映画『望み』予告

 

 

 

 

 

 

 

映画『望み』キャスト・スタッフ

 

監督:堤幸彦

原作:雫井脩介「望み」

出演:堤真一 石田ゆり子 岡田健史 清原果耶

 

 

 

 

映画『望み』私の評価

 

 

 

 

ストーリーは3.8点くらいですが、

エンディングの主題歌の、森山直太朗さんの「落日」

めっちゃ良かったんで、切り上げ!でございます^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画『望み』感想レビュー

 

私の「望み」とは違っていた…

 

TBSドラマ、「中学聖日記」の再放送を観て以来の、
岡田健史くんのファンでして、

彼が長男役を演じた映画として楽しみにしてたので、
さっそく観に行ってきました~(^-^)

 

あらすじは、
父親が建築士の、自身で設計したであろう素敵なマイホームに住む
一家4人に起こった出来事を描いた作品。

 

問題を抱えていそうな長男が夜出て行き、帰って来ず、
次の日も、次の日もーー帰って来ず。

何か問題に巻き込まれているのでは、となりー。

 

そこで飛び込んできた地元で起こった少年犯罪のニュース。

 

行方不明の長男の所在や安否、
はっきりした事実は分からないまま、
世間はさまざまに憶測し、

 

また、残された家族もそれぞれが考え想像すること
それぞれが抱く「望み」は

少しずつ違ってきて…

 

というお話です。

 

 

楽しみにしていた岡田君は、あ~んまり出てこないので
すこしガッカリした映画でした。(;^ω^)

 

主に、彼がいなくなったことによる、残された家族を
描いた映画なんですよね。 ざんねん!

 

家族の心理描写が丁寧に描かれていました。

 

 

 

 

 

 

人は自分の信じたいものを信じる

 

 

何故、長男はいなくなったのかーー

 

その疑問を家族も、観ている我々観客も、ずっと抱えながら
物語は進んでいきます。

 

ですが、わりと早い段階で、

両親の想像は2つに絞られます。

 

即物的に言うと、

・やったか

・やられたか

ですね。

 

 

しめい
極端!

 

と、観ながら思ってしまいました(;^ω^)

 

そんなハッキリと、どっちかに決めつける? と。

 

でも、こういう究極の状況に置かれた家族というのは、
やっぱり、こんな感じになるのかもしれないですね。

 

 

・母親の望み = 息子に生きていて欲しい ⇒ 息子は加害者
・父親の望み = 息子に無実であってほしい ⇒ 息子はもう生きてはいない

 

 

と、

分かりやすい構図を決めつけて、

どちらかに自分の信念を無理やり置く。

 

特に、生きていて欲しいからと、
息子が加害者側だと信じたがる母親の考えには
正直、驚きました。

 

母親ってそういうものなんですかね。

 

私は子供がいないので、そういう母親独特の感情が
よく分からないのかも知れないけど、

私なら、この堤真一さんの演じた父親のように

 

 

 

父親
息子は何もやってない!

 

と信じると思います。

 

 

と同時に、

でも息子は生きている!

とも信じ続けると思いますね。

 

 

都合のいい考えなんですよね。

息子は加害者でもないし、〇されてもいない。

元気でどこかで生きている、って。

 

でもきっと私はそれを選んで信じるんだろうなと思いました。

 

まだ何もはっきりしない状態で、

息子の口から、何があったのか本当のことを聞くまでは、
何も信じたくない、信じられない、と。

 

結局、人って、自分の信じたいことを信じようとする
生き物なんじゃないかなーと思います。

 

映画の中の父親・母親を観ていて、
そして自分自身を想像してみて、そう思いました。

 

 

 

 

 

 

映画の中で1番引っかかったこと

 

 

最後は一気に色々なことが明らかになりますがーー、

 

 

 

しめい
本当にもったいない…

 

 

 

というのが、結末に対する感想です。

 

 

もっと、どうにか出来たのではないか?

もっと違う結末もこの家族にあったのではないか?

 

 

 

子供のいない人間の勝手な感想だと思って聞いてください(笑)

 

あの長男君が、顔にアザを作って帰ってきたとき、

両親、なんで何も言わなかった?

なんで何も聞かなかった?

 

そこがすごく引っかかりました。

 

あのくらいの年代の男の子は、とうぜん、
素直に正直に、

こんなことがあって、あんなことがあったから、とは

親に話してくれないかもしれません。

 

この映画の両親も、長男を遠巻きに見守るだけで、
アザのことには敢えて触れようとはしてませんでした。

 

ですけどねーー

 

 

しめい
それでも親か!

 

 

しめい
聞きなさいよ! 親なら!!!

 

 

 

と私は正直思いました。

 

ウザがられても嫌われても何言われてもいいから聞け!

 

どうしたの?と

何があったの?と

 

聞いてあげてほしかった。

責めるんじゃなくてね。

 

 

もしあなたの同僚が友達が、頬にアザを作って会社に来たら
どうしますか?

 

責めますか?

怒りますか?

見て見ぬふりしますか?

 

 

いやいや、心配するでしょう。

どうしたのかと聞くでしょう。

 

何かに巻き込まれているのなら、
警察くらいは付き添うよ、と
手を差し伸べるでしょう。

 

なのに、この両親はなんなんだ。

 

息子に遠慮して、
え?それとも息子を信頼して? 尊重して?

 

何も聞かない。 何も聞けない。

 

元を正せば、そういう親子関係が引き起こした悲劇に思えて
仕方ありませんでした。

 

親でしょ、と。

何を子供に遠慮してるんだよと。

 

 

私はね、子供はそれを聞かれて、素直に答えるとは思わない。

思わないけど、

子供はそれを聞いて欲しかったと思いますよ。

 

心底では、ちゃんと聞いて欲しかったんだと思います。

 

正面から自分に向き合って欲しかったんだと。

 

 

 

 

 

 

 

人が守りたいものとは

 

 

 

最後の方で、警察の人達の思いを両親が聞く場面。

 

「少年犯罪で、我々が本当に悲しいのは、

 親に迷惑をかけまいとした彼らの思いを知ったときです」

 

そう、たしかに子供は親に迷惑をかけたくなかったから
自分たちでどうにかしようとして

こんな風に大きな事件に発展してしまったかもしれないです。

 

でも、私は「そうか?」とも思う。

 

親に迷惑をかけたくない、もあったかもしれないが、

 

私は、人が人に、助けを求められないのは、

やっぱり人の心の中にある、

 

『自尊心』

 

のせいなのでは、

 

という気がするんですよね。

(まぁ、おそらくそれは、誤った『自尊心』なのでしょうけど。)

 

肥大した、間違った自尊心かもしれませんが、

誰の中にもある、その心。

 

きっと、長男君くらいの少年にだってきっとある。

それを他人に傷つけられたくない気持ちもーー。

 

だからこそ、両親から、手を差し伸べてあげて欲しかった。

 

アザを作った原因を、問い正して責め立てるのではなく、

 

何かあったんじゃないか?

困ってることがあるんじゃないか?

いつでも何でも言えよ。

力になるからな。

 

 

 

それだけで良かったんじゃないですか?

 

そういう言葉をさりげなく掛けておくだけで、

彼らは自分の自尊心も守りつつ、

欲しかった助けも求めることが出来たのじゃないか、

 

そう思うと、つくづくあの哀しすぎる結末に
残念な思いがこみ上げるんですよね。

 

もっとどうにか出来たはず、

もっと違う結末もあったはず、とーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

子供の心に残してほしい言葉

 

 

子供のいない人間には、親の苦労や心なんか分からない、

とも言われるかもしれないけど、

それでも、子供側の気持ちなら分かる (。-`ω-)キリッ

 

 

子供はね!

親の愛を感じていたいもんなんだよ!

 

 

親に迷惑をかけたくないという気持ち、たしかにある。

あるけど、

 

そんなの迷惑でもなんでもない、どんどん甘えろ!とも
言ってもらいたい生き物なんだよ。

 

 

それで実際に甘えるわけじゃない。

でもそれを言ってもらえたことで、

安心して、甘えないで頑張っていけるもんなんだよ。

 

 

 

ーーと、私は思う(笑)

(失礼、熱くなってw)

 

 

 

親の何気なく言った言葉が、子供の心にずっと残るということは

親が思っている以上にあると思うのです。

(実際、この映画の中でもそういうシーンがありました)

 

ならば、

 

冷たい言葉、厳しい言葉よりも、

子供の心を温める言葉、子供を勇気づける、子供を後押しする言葉、

そんな言葉を子供の心に残してあげてほしい。

 

 

それだけで子供は頑張って自分自身で成長していけると思うんです。

 

 

 

子供を持たない人間からのささやかな「望み」でございます。

 

 

 

多くの子育てに悩むお父さん、お母さんに観てもらいたい、

何かある前に、もっと違う結末を迎えるために、ーーそう思える映画でした。

 

 

お気楽な独り身が勝手なことをうだうだと、すみません(笑)

 

イラスト

おゆるしを…

 

 

 

 

 

よければ再度、エンディング曲を聴いて、終わりということで…。

 

 

 

 

今回も読んでいただいて本当にありがとうございました(#^.^#)

 

 

 

映画『望み』関連品

 

 

原作本

 

 

 


 

 

記事はいかがでしたか?
楽しんでいただけていたら嬉しいです。

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アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry、1900年6月29日 - 1944年7月31日)は、フランスの作家、操縦士。代表作「星の王子様」。