映画『グッドモーニングショー』の感想|期待以上に面白かったテレビ業界コメディ

映画 グッドモーニングショー ネタバレあり感想レビュー

『グッドモーニングショー』を観ました。

 

朝のワイドショーを舞台にしたコメディー作品です。

正直、観る前はそこまで期待していなかったんですが、
これが思った以上に面白かった。

 

テレビの生放送の裏側って、こんなふうになってるんだ、と興味深くて、
気づけば最後までかなり引き込まれていました。

 

笑える場面も多いんですが、ただのドタバタで終わらず、
「見えているものだけがすべてじゃないのかもしれない」と、
少し考えさせられるところもあった作品です。

 

 

しめい
予想外に面白い作品でした!

 

 

 

映画『グッドモーニングショー』の評価|面白い?つまらない?

 

 

★★★★★
★★★★★

(4.1 / 5点)

 

 

私の評価は4.1点です。

 

 

 

しめい
高得点!

 

 

Amazon primeで高評価の作品の中から選んで見た作品。

期待以上に面白かったです。

アマプラの高評価、嘘つかない(笑)

 

 

 

感想(ネタバレあり)

 

ワイドショーの裏側

 

最後のエンドロールで知った。

監督・脚本 君塚良一。

そりゃ面白いわけだ!と納得しました。

 

君塚さんと言えば、あの伝説のドラマ『踊る大捜査線』の脚本家さんです。
あのドラマは面白かった。

今でもまだそのスピンオフの映画が作られてます。

 

でも、1番最近の映画『室井慎次 敗れざる者』(2024年)や
室井慎次 生き続ける者』(2024年)は、
私はイマイチだったかな~。

 

この『グッドモーニングショー』はまったく知らなかったから、
期待値0で観始めましたが、面白かった!

普段観ているワイドショーの裏側が描かれていて、
そんなことになってたんだ~、
と驚かされたり。

 

あんな手書きのカンペを紙芝居のように、
パラパラめくりながら、そのまま台詞言ってんだね、とか、

他のニュースが入って、予定変更になったら、
作ってた資料とかドサッとゴミ箱行き?
もったいな~~💦 とか、

 

あんなスタジオのすぐこちらに、
スタッフのデスクとかがあるんだね、とか。

本番中はそこで何もできんやん、とか。

 

TV局の建物の中に空中庭園みたいな庭もあった。

すごい。
あんなもんがあるんだ、とか。

 

内容以前に、そういうTV局の内側みたいなものが
観られて興味深かったです。

 

 

 

 

 

 

この映画の核はなに?

 

内容は、
モーニングショーのメインキャスターの澄田(中井貴一)が
人質立てこもり事件の犯人から指名を受けて呼び出される、
というお話。

なんで僕が?

ってとこから、話が展開していくんですが、
そこからしてもう観ててワクワクしました。

 

小型カメラやマイクを付けて、
それを生中継しようとするとこも。

これはフィクションと思って見てても
なぜかテンションが上がります✨

 

盛り上がりの場面といえば、
自殺をしようとする犯人に対して、

視聴者投票で、それをすべきか否かを問いかける、
という斬新な?場面がありましたが、

なんと視聴者の6割以上が「すべき」という回答で…。

 

それを見ながら、

もし実際にそんなアンケートを視聴者にとったとしても、
きっと同じ結果になってしまうんじゃないかな~って
思ってしまった。

最近のSNSの炎上騒ぎとか、見てるとそんな気がします。

 

でもそこは澄田の判断で、
そうじゃないほうの結果にわざと変えて
TVでは放送する。

 

世の中には、ついていい嘘や、つくべき嘘があると思うし
それはつくべき嘘だったと思うんだけど、

事件後に、その嘘を放送したことについて、
澄田やディレクターの中に反省の色が見えた気がして
そこは「おや?」と思いました。

あの嘘については、やって良かった!間違いじゃなかった!と
自信を持っていて欲しかったかな~。

 

とても面白い作品だったけど、
1番の山場に欠けるというか、

何が訴えたかった映画なのか、何を伝えたかったのか、
いっぱい描かれているけど、焦点がボケているというか。

 

コメディ作品だから、そんなメッセージ性はいらん!って人もいるかもだけど、
これが『踊る大捜査線』だったら、
もっと伝えたいことの輪郭がはっきりしてたような気がする。

 

ワイドショーの現場とか、スタッフの想いとか、
ブラックな職場で働く人たちの訴えとか、

色々あったけど、

でもこの映画で1番の核となったのは、

 

私は、あの視聴者投票を操作したこと、
(TVが嘘をついてでも犯人の命を守ったこと)

な、気がするんですよね。

 

だから、あのシーンは軽く扱わずに、
もっと比重を置いて欲しかったかなと思います。

 

 

 

 

 

 

他人には見えないものがある

 

キャスターの澄田のトラウマになっていた、過去の出来事。

災害現場からの中継で、笑って自分の顔に泥を塗っていた場面が
生放送で映されていて、視聴者から反感を買った。

でも、そのシーンの実際は、
被災した子供を笑わせる為だった、
ってシーンがあったんですが。

 

あれも、ちょっとうるっとしてしまった😢

 

なんだかんだと人の批判をして、
揚げ足をとりやすくなってる世の中で、

でもそこに隠された”何か”があるのかもなぁ~と
ちょっと思いました。

 

見えている事象だけじゃなくて、
その裏にあるかもしれない理由や、動機、

こちら側にいる人間には見えない”何か”があって、
それをその人は言わないだけかもしれない、

 

自分が誰かを批判しそうになったとき、
そんなことを想像出来たらいいんですけどね。

それってなかなか難しいものです(笑)😅

 

全体的に、すっごく面白いコメディーではあったんですが、
そうでありながら、もっと奥深い映画にもなり得る
可能性があった作品だった気がします。

 

後半のまとめ方がなんか取っ散らかった感があって
そこが少し残念かな。

 

でも、君塚さんらしい脚本作品が久々に見られて
満足感がある作品でした。

 

 

 

 

 

 

まとめ|映画『グッドモーニングショー』は観る価値ある?

 

『グッドモーニングショー』は、
テレビの生放送の裏側をのぞき見る面白さがあって、
最後まで飽きずに楽しめる作品でした。

 

コメディーとして気軽に観られる一方で、
人が見ているものと、その裏側にあるものの違いについて、
少し考えさせられるところもあります。

 

後半はやや取っ散らかった印象もありましたが、
それも含めて、君塚良一さんらしいコメディ要素を
存分に味わえる作品だったと思います。

 

 

しめい
思わぬめっけもの映画でした💛

 

 

 

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グッドモーニングショー

 

 

 

 

 

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 しめいの開運日誌

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry、1900年6月29日 - 1944年7月31日)は、フランスの作家、操縦士。代表作「星の王子様」。