映画『片思い世界』を観ました。
横浜流星と清原果耶が好きなので、
けっこう期待して観た作品です。
しかも、こういう設定はわりと好き。
でも観ているうちに、
何度か「おや?」と思ってしまいました。
面白そうなのに、
どこか引っかかる。
今回は、映画『片思い世界』を観て感じた、
その「おや?」について書いていきます。

めっちゃ勘違いしてた(笑)
映画『片思い世界』の評価|面白い?つまらない?
私の評価は3.4点です。

もっと3人の女性がそれぞれ片思いをしてるような
ラブコメよりの、ラブリーな映画💖かと思ってた(笑)
全然、ちがったー!!!
ラブリー観たかった~😆😆😆
後で知ったけど、脚本は坂元裕二さん。
意外!
いつもの彼の作品っぽい個性が感じられなかった。
感想(ネタバレあり)
SFものはルールが大切
開始10分くらいで、そ~ゆ~ことか!と気が付き、
そこから半分くらいまでは面白かったです。
あの、ラジオの人が、灯台に行け、とか言うくらいまで。
出てくる出演者が豪華で、
住んでる部屋もオシャレで、
観てて楽しくなってた。最初は(笑)
でも期待してた内容じゃなかったな~。
誰が誰に片思い~?とかワクワクしながら見てたんだが、
「あ、『片思い世界』ってそういう世界のことね」
と分かってからは、
気分がトーンダウン⤵️⤵️⤵️
そりゃ、誰に恋しても全部片思いだよねーと(笑)
でもこのSF、いまいちどういうルールで成り立ってるのか疑問で、
幼いころに亡くなったのに、成長していってる。
ご飯も食べてるし、トイレにも行ってる。
人には見えないだけ。
そして、仕事や大学に行ってる(笑)
何の仕事してるんだろ?
仕事する意味あるか?
そのPCに何を打ち込んでるんだ?(笑)
その座ってるデスクは誰の席?と思いながら見てた。
みんなに無視されながら飲み会まで行くなんて、
ある意味ツワモノだなあ、と(笑)
やっぱこういうSFものって、
設定にツッコミどころが多いと、
途端につまらなくなってしまう。
彼女達、素敵なお部屋に住んでたけど、
そのインテリアはどうしたんだろう、と思う訳です。
そのルール設定の下でね。
ご飯は作って食べてるから、
食材はスーパーから取ってきてるんだろうけど、
じゃあ、重いインテリアは?
配送業者に頼めないよ?
とはいえ、頭に思い浮かべたら、ぱっと目の前に現れるような
ルールの世界でもなさそうだし。
そこはどうなってるんだ?
って思っちゃうんですよね😅
人間の行動に影響を与えたものは?
お母さんが犯人に会いに行って起きた事件、や
横浜流星がピアノ再開した心の変化が、
彼女たち3人の何かがきっかけとなって起きたことではないので、
たまたまその時期に重なってそういうことが起きた、
ってなってるので、
そこももったいないし、都合よすぎ。
ラジオの件があって、
3人がなんかしら現実世界に影響を与えることができるようになって、
それによって、お母さんや横浜流星の心に変化が起きた、
っていう風にしたほうが良かったんじゃないかな~
って思いました。
全くあの3人の世界と、現実世界が交わらずに
最初から最後まで流れてるので、
観てて、面白くないんですよね(笑)
そもそもなんで横浜流星がピアノ再開する気になったのかも
観ていて分からなかったし。
あんな豪華な4人を使っていながら、
非常にもったいない作品だった。
成長しない子供たち
ただあの3人って、体の成長はしてるんだけど、
心は若干、育っていないんですよね。
子供っぽい。
それは、大人のいない子供だけの世界で生きてきたから、
っていうのもあるだろうし、
普通の子供の成長過程にある試練みたいなものを
経てきてないこともあるんだろうし。
観ていて、やはり普通のあのくらいの年齢の人間とは
少し違う気がした。
そこはめっちゃ面白くて、(私的には)
そこをメインに掘り下げていったら
もっと違った味わいの名作になったかも、
という気もしないでもない。
思い出したのが、映画『私を離さないで』ですね。
カズオ・イシグロの小説の映画化で、
ま、あんまり書くとネタバレになるので、
詳しくは書きませんが。
哀しいお話だけど、考えさせられたし、
めっちゃ好きな映画だった。
これも3人の若者たちのお話で、
日本でもドラマでリメイクされてたなあ。
三浦春馬くん、はまり役だった💧
こういう作品を想起させたかな。
この映画。
ラストはもったいない
結局、ラジオで、灯台に行って~って、色々言われたけど、
そのようにやっても何も変わらず。
また、彼女たちの現実に戻って生きていくんだけど、
そこの絶望っていうのかな、
彼女たちのがっかり感もあまり感じなかった。
広瀬すずは戻りたくないから、それを願ってなかった、
という設定も生かし切れてなかった。
横浜流星は広瀬すずの家庭の事情を知ってるみたいだったけど、
そこも見てるこっちは(そうなの?なんで知ってるの?)になる。
そこも中途半端。
結局、彼女たちの世界は何も変わらない。
今まで通り、このまま、安心・安全で、
何の面白みもない世界で生き続けていかなきゃいけない、
っていう、
それが悲劇なのか、喜劇なのか、
ハッピーエンドなのか、なんなのか分からないけど、
そういうのが混じり合った
でも観ててずっしり来るエンディングにも出来たはずなのに、
なんか、さらっと終わっちゃって、
非常に最後ももったいなかったかな。
もうちょっと余韻のある終わり方も出来る
設定のお話だったのに、と思います。
片思いが描きたかったのか?
彼女たちの生きる世界の切なさ、なのか?
芯となる部分が何なのか、はっきりしない、
もったいない映画だったな~っていう感想です。
まとめ|映画『片思い世界』は観る価値ある?
映画『片思い世界』は、
発想や設定はすごく面白かったです。
だからこそ、
彼女たちの気持ちや、この世界で生きていくことの重さを
もう少し深く描いてくれていたら、
もっと心に残る作品になったんじゃないかなと思いました。
私にとっては、
面白くないというより、
とても“もったいない”映画でした。

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