映画『オーケストラ!』の感想|最後の演奏は素敵!でも少し盛り込みすぎかも

映画 オーケストラ! ネタバレあり感想レビュー

映画『オーケストラ!』を観ました。

 

ロシアの元オーケストラ団員たちが、
かつての栄光を取り戻そうと、
パリでのコンサートに挑む音楽映画。

 

もっと軽いコメディ作品かと思っていたら、
政治や歴史的背景も絡んだ、
意外と複雑なお話でした。

 

最後の演奏シーンはさすがに聴き応えあり✨

 

ただ、個人的には、
もう少し音楽そのものが物語と強く結びついていたら、
さらに心に残ったかもしれないです。

 

 

 

しめい
それでは行ってみよう!

 

 

 

 

映画『オーケストラ!』の評価|面白い?つまらない?

 

★★★★★
★★★★★

(3.6 / 5点)

 

私の評価は3.6点です。

 

 

しめい
ロシアにそんな時代があったとは💦

 

 

あまりロシアを舞台にした映画自体を観ないので、
そんなことがあったのか~と学びました。

とはいえこれはフランス映画です✨

 

 

 

 

感想(ネタバレあり)

 

盛りだくさんでごちゃついた

 

2010年公開、フランス映画ですが、
監督のラデュ・ミヘイレアニュはルーマニア出身だそうです。

そして、映画の舞台はロシア(と後半はフランス)。

主人公はロシア人という設定。

 

いささかややこしい作品ですね。設定が。

 

お話も軽いコメディ作品かと思いきや、
観続けていくと、
政治的な思想や、過去の暗い出来事なども出てきて、

結構戸惑いました。

背景をよく知らなくて。

 

戦後、冷戦時代のソ連で、
共産主義体制の中で弾圧を受けた人々、

主にそのオーケストラ団員たちのお話です。

 

過去に弾圧を受けて解散させられたオーケストラ団員たちが、
ロシアのボリショイ交響楽団になりすまし、
フランス・パリでのコンサートを行うまでのあれやこれや…

というお話。

 

最初はなかなか楽団員も集まらず、
人集めのドタバタ劇が面白く、
楽しく見てたんですが、

少しずつ過去にあった政治的な出来事や、
有名バイオリン奏者との繋がりが明らかになっていって、

お話もシリアスになっていき…。

 

そのバランスというか、混ざり具合が、
なんだか上手くいってなかった。

主人公が抱え込んでた罪悪感も、
なぜそんなに?と、ちょっとよく伝わって来ず。

 

いろんなものが詰め込まれ過ぎてて、

逆にごちゃごちゃ感が強くなってしまったかなあ。

 

 

 

 

 

 

最後の演奏シーンは良かった

 

最後の、チャイコフスキーのコンチェルトの演奏などは
もちろん良かったです。

間違いない😊

しっかり、演奏も聴かせてくれました。

 

けど、そこは
単純にクラシック音楽の良さにとどまっていた、
ともいえるかなぁ。

 

映画のラストに持ってくる意味とか
その相乗効果とかは、
そんなに感じられなかったような。

 

色々な過去を抱えての演奏で、

主人公や楽団員たちにとっては
当然いろんな思いがあふれるコンサートだったはずなんだけど、

あんまりその「想い」が演奏する場面から伝わってこなかった。

 

それなりに過去の回想シーンも挟みながら、
感動的に演出はされてたけど、

でも、そんなに…だった。

私的に。

 

 

こういう最後にオーケストラの演奏で締めくくる系の映画では、
やはり日本の映画『砂の器』を思い出してしまった。

 

これはもう名作です。

 

日本のミステリー映画の金字塔✨

 

最後のオーケストラの演奏シーンも、素晴らしい。

曲自体も、この映画の為の書下ろし曲。
芥川也寸志作曲の『宿命』。

映画は観たことがなくても、曲は聴いた事がある、
って人も多いのではないでしょうか?

 

日本映画に勢いやパワーがあった時代のエネルギーを感じます。

 

 

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これと比べると、やはり劣ってしまいます。

ラストの演奏シーン。

 

とはいえ、映画のジャンルも全く違うから、
比べるなって話なんですが(笑)💦

 

 

 

 

 

 

おじさん映画の紅一点

 

途中から登場するバイオリニスト役の女優さんは、すごく良かったです。

メラニー・ロラン。

 

顔に見覚えがあったから、何かで観たことあるはずだけど
思い出せない。

 

ちょっと調べてみたら、

『グランド・イリュージョン』とか出てる女優さんで、
う~~~ん、それかなあ?

わからない。

 

でもとても綺麗で、存在感のある女優さんです。

彼女の存在で、この映画が締まった感じ。

 

なんだかんだ書いたけど、
音楽系・オーケストラ系の映画が好きなので、
この作品も観られて良かったです💖

 

パリの街並みもとても美しかった✨

 

あ、でも映画タイトルは、原題の
『Le Concert(ル・コンセール)』=コンサート
の方が良かったと思う~。

 

素直に『コンサート!』とかでも良かったのでは?

と思いました😝

 

 

 

 

 

 

まとめ|映画『オーケストラ!』は観る価値ある?

 

最初は軽めの音楽コメディかと思って観始めましたが、
途中からは政治や過去の因縁なども絡み、
思っていたよりずっと複雑な作品でした。

 

人によっては、
その重さや背景込みで深く刺さる映画なのかもしれません。

 

私としては、
やや詰め込み過ぎな印象もありましたが、
最後の演奏シーンやパリの街並みの美しさは印象的でした✨

 

クラシック音楽やオーケストラ映画が好きな人なら、
一度観てみてもいい作品だと思います🎻

 

 

しめい
チャイコフスキーの曲良かった✨

 

 

 

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 しめいの開運日誌

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry、1900年6月29日 - 1944年7月31日)は、フランスの作家、操縦士。代表作「星の王子様」。