今回は映画『夜のピクニック』の感想です。
高校の「長距離をみんなで歩く」行事を題材にした作品で、
静かな雰囲気の青春映画。
あの時代に流れる空気感が詰まった作品でした。
原作を読んだことがあったので期待して観た作品です。
今日はその感想を書いていきます。

映画『夜のピクニック』の評価|面白い?つまらない?
私の評価は3.6点です。

前半は3.2点、後半は3.8点、
トータル3.6点くらいですかね~。
後半はとても良かったです✨
感想(ネタバレあり)
私も歩いた(途中まで😆)
以前から観たいと思っていた映画。やっと鑑賞。
実はこちらの原作小説は過去に読んだことがあって、
なかなかに面白かったので、
映画にも期待していました。
がーー、
後半はさておき、前半は…
青春のキラキラ感と高校生のワチャワチャ感を
だらだらと見せつけられてる感じで、
きつかった~(笑)😅
小説のほうではそういう高校生のわちゃわちゃは
あまり感じなかったんだけど、
映像ではーー
これでもかってくらい、あったなあ(笑)
そういうのって入れれば入れるほど、見てるこちらは
冷めてしまうもので、
ちょっと演出的に失敗だったんじゃないかなって思います。
この学校行事は実話だそうで、
原作者の恩田陸さんの出身高校、水戸一高で実際にやっていたようです。
(今もあるのかな?)
実は私の出身高校もあったんですよね~。
『歩行祭』とは言いませんでしたが、似たようなものが。
この映画の行事では2日間かけて、途中でどこかで仮眠をとってーー、
みたいですが、
うちのは1日で、日帰りでした(笑)
それに、この映画のように途中までは列で並んでーー
って感じでもなくて、
最初から自由で、運動部の元気な人たちはもう、
歩くんじゃなくてずっと走ってる感じで。
到着の早さを競う大会と化してましたね。
しかも、帰ってくるのは何時まで、みたいな時間制限もあって、
そこまでに帰れそうもない人は自ら悟ってバスに乗るという(笑)
ええ、はい、私もバス組でした(笑)😆😆😆
なので、この学校ちょっと羨ましくもありました。
ゆっくり歩きながら長距離をーーって感じ、いいですよね。
うちは、早く歩け!って感じだったので。
私もゆっくりと歩きたかったよ~😂😂😂
それに夜にずっと歩くっていうのもいいなぁ~✨
海沿いを歩いたり、坂道を歩いたり、
田んぼ道を歩いたりーー、
今見ると本当になんて素敵な行事なんだろうと思いますね。
もちろん、当時は1mmも思ってなかったですけどね😝
切ない空気感が詰まっていた
高校時代って、なんか「切なさ」みたいなものを纏った時代じゃないですか?
毎日、忙しくて、やること多いし、やりたいこと多いし、
嫌なことも多いし、
いろいろ急き立てられてる日々なんだけど、
そのもう一方で、
そういう日々は今だけって分かっていて、
その”時を惜しむ”切ない気持ちがずっとあった気がする。
この映画には、そのなんとも言えない切なさ、
淋しい気持ちがずっと流れていた気がします。
高校生男子二人が途中で、田んぼ道に座って、
その長閑な風景を眺めながら言うんですよね。
「このアングルでこの風景を眺めることって、この先もうない気がする」
みたいなことを。
私はそれを観ながら、
(いや、案外あるかもよ?)
って思うんですがーー(笑)
それでも思うんですよ。
このアングルでこの景色を眺めることはもうないかも、
と思うこと、
そう思うこと自体が、
きっと今しか、
その君たちの年代でしかないことなのかもしれないね、と。
その切なさの視点は、その時代特有のもの、
今しか感じられないもの、なのかもしれないなぁ、と。
ゴールとは始まり
最後に彼らがゴールするシーンがとても印象的でした。
ゴールゲートをみんなでくぐって、
やった~🎉🎉🎉
と終わるんですが、
そのくぐったゴールゲートの反対側に書いてある文字は
START
おしゃれ(笑)
スタートに使ったゲートでもあるわけなので、
反対にはスタートと書いてあります。
思うに、
スタートとゴールは文字通り表裏一体のものなんだなと。
1つのゴールは、同時に1つの始まりでもあるんですよね。
それをただ視覚だけで見せている。
私たちに感じさせている。
とても素敵な演出だなと思いました。
異母兄弟であることでうまく打ち解けられなかった同級生の二人。
その二人の1つのゴールでもあり、
新しいスタートにもなった『歩行祭』なんですよね。
ただただ歩く。
友達と歩く。
話ながら歩く。
そこでしか話せない話をする。
その時にしか話せない話をする。
それも、やはり、あの年代でしかできない経験かも。
今でもそういう機会があるなら、やってみたいなと思いますが、
あいにく大人になるとそういう経験は滅多に出来ません。
大人も参加の、
そういう徒歩祭り、あれば面白いですね。
参加してみたい💖
でも、今それをやると、みんなスマホ片手に歩くのかな(笑)?
そこは絶対にスマホ使用禁止でやってもらいたい(笑)
大人の夜のピクニック、あったらいいですよね✨
まとめ|映画『夜のピクニック』は観る価値ある?
『夜のピクニック』は、高校時代の空気を静かに思い出させてくれる作品でした。
自分の学校に似た行事があったこともあって、
歩く時間の特別さがより身近に感じられ、
懐かしさも感じました。
ただ歩くだけなのに、その時間がなぜか心に残る。
そんな“あの頃だけの感覚”を思い出しながら観ると、
より味わい深い映画だと思います。
気になる方は、ゆっくりしたい日に観てみるとちょうどいいかもしれません。
原作小説もおすすめです。
たしか「本屋大賞」受賞作だった気がします。
おすすめです😀

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