映画『羊と鋼の森』を観ました。
北海道を舞台にした、静かで独特な空気のある作品で、
ピアノを調律する青年の物語。
なかなか知らない世界を覗いた気がして
面白かったです。

映画『羊と鋼の森』の評価|面白い?つまらない?
私の評価は3.1点です。

森ってなに?
そこをどう映像化するか、
ってとこが上手くいかなかった気がする。
感想(ネタバレあり)
今さらながらピアノの仕組みを知る
まったく昔から楽器を習ったこともなければ、
家に楽器もなく、
家族が演奏を趣味としてることもなく、
自分自身も興味なく…
という人生を生きてきたので、
今回この映画を観ての1番の収穫はーー
ピアノの音が出る仕組みを知ったこと
です😊
『羊と鋼の森』というタイトルの、
羊というのはピアノの中の弦を叩くハンマーについてる羊毛、
鋼というのは、その叩かれて音を出す弦の材質のこと、
だそうで…。
なんとな~く、あのグランドピアノを開けたら
いっぱいの弦が貼られてるのは知ってましたが、
どういう仕組みで音が出るのかちゃんと分かってなかった。
そうか…
鍵盤を指で押すと、
中で、ハンマーが下から上に振れてその音の弦を叩いて
音が出てるんですね。
なんか知ってる人からすると、
え?今さら?
って言われそうですが(笑)
はい。今さらその原理を知りました😅😅😅
最初に考えた人ってすごい✨
名作小説の映画化は難しい
映画の内容はーー
なんというか、小説をうまく映像化できなかったパターンに
はまってるように感じました。
原作小説は2016年の本屋大賞の大賞受賞✨
直木賞の候補にもなったのだとか。
すごい。
ただ、小説として評価が高いものを映像化しようとすると…、
すごくそれって難しいと思うんですよね。
下手にいろいろ変えられないし、
何を残して何を削るかって考えた時に、
小説として良かった部分を残そうと考えて映像化すると、
うまく映像では観客にそれが伝わらないというか。
私は原作を読まずに、この映画を観たので、
なんとなくこういうことが言いたかったんだろうな~
こういう部分が小説では魅力だったんだろうな~
ってその片鱗はなんとなくは伝わるけど、
え?で?
なにが言いたいのだ?
と、よく分からなかった。
タイトルにもなっている、「森」の部分。
主人公(山崎賢人)が森を彷徨ってるような映像が何度も出てくるんだけど、
その主人公の心象部分、
そこが小説では上手く森をイメージさせながら描写してるんだろうけど、
実際に映像化して森を出してしまうと…
なんか逆に何も伝わってこないというか。
うまく映画として表現しきれていないのでは…、
っていう感じがしました~💦
原作読んでから映画を観たら、
また違った感想を持ったかもしれないんですけどね。
羊と鋼(ピアノ)という森の中でもがきながら前に進もうとする青年。
彼にとって、その森の険しさや深さ、豊かさ、
みたいなものが映像表現の中でうまく伝わってこなかったな、
という印象です。
上白石姉妹は上手い
この映画、上白石萌音・萌歌姉妹がそのまま姉妹役で登場してますが、
そしてピアノ演奏披露してますが、
うまい✨
と思ったら、実際の演奏音は吹き替えだとか。
でも彼女たち、お母さんが音楽教師だそうで、
しっかり音楽環境の中で育ってきてるんでしょうね。
歌も上手いし。
2人とも、とても器用でなんでもこなすなあ、という印象。
あと、育ちがいい、っていうイメージ😆😆😆
今回は観てて、演技も上手いなーと思いました。
あまりこの映画自体は良さは感じなかったけど、
あの姉妹の演技は観てるだけで楽しかったです。
特にお姉さん(萌音さん)上手いな~と思います。
まとめ|映画『羊と鋼の森』は観る価値ある?
『羊と鋼の森』は、静かで丁寧な作品だけど、
映画としては少し物足りなさも感じました。
ただ、ピアノの仕組みを知れたことや、
上白石姉妹の演技の良さはしっかり心に残ったポイントです。
原作を読んでから観たら、また違う見え方があるのかもしれないけど、
今回はそんなふうに感じた作品でした。

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